エラボトックスとエラ削りの違いを比較|原因が筋肉か骨かで選ぶ
医師監修(face navi 運営) / 最終更新:2026.09.19
エラ張りの相談でいちばん大切なのは、「原因が筋肉なのか、骨なのか」を見極めることです。原因と方法が合っていないと、受けても変化が出ません。
エラ張りの原因は2つ
| 原因 | 特徴 |
|---|---|
| 筋肉(咬筋)の発達 | 噛みしめや歯ぎしりの癖がある。奥歯を噛むと、エラの部分が硬く盛り上がる |
| 骨(下あごの角)の張り出し | 噛んでいなくても角ばっている。正面だけでなく、斜めや横から見ても角が目立つ |
両方が重なっている方も多くいます。
自分でできる見分け方
- 1耳の下の、エラの部分に指を当てる
- 2奥歯をぐっと噛みしめる
- 3指の下で大きく盛り上がって硬くなる部分が、咬筋
盛り上がりが大きい方は、ボトックスで変化が出やすいタイプです。噛みしめてもほとんど変わらず、触ると骨の角がはっきり分かる方は、骨が主な原因と考えられます。
比較表
| エラボトックス | エラ削り(下顎角形成術) | |
|---|---|---|
| 作用 | 咬筋の働きを弱め、筋肉を細くする | 張り出した骨を削って形を整える |
| 効く原因 | 筋肉 | 骨 |
| 変化が出るまで | 2〜4週間かけて少しずつ | 腫れが引くにつれて。完成まで数か月 |
| 持続 | 数か月。続けるには繰り返しが必要 | 長く続く |
| ダウンタイム | ほぼなし | 腫れは2〜4週間ほど。入院を伴うことがある |
| 麻酔 | 不要、または表面麻酔 | 全身麻酔 |
| 元に戻せるか | 時間とともに戻る | 戻せない |
エラボトックスのリスク
- 噛む力が一時的に弱くなる、硬いものが噛みにくい
- 効きすぎると頬がこけて見える、フェイスラインがたるんで見える
- 薬が近くの筋肉に広がると、笑ったときに口元が左右非対称になることがある
- 内出血、注射部位の痛み
エラ削りのリスク
- 強い腫れ、内出血、感染
- 下唇やあごのしびれ(あごの骨の中を通る神経に近いため)
- 削りすぎによる不自然な輪郭、左右差
- 支えが減ることによる、皮膚のたるみ
- 全身麻酔に伴うリスク
どちらを選ぶか
噛みしめでエラが盛り上がる方は、まずボトックスを試すのが一般的です。体への負担が小さく、合わなければ時間とともに元に戻ります。数回続けても角ばりが残る場合に、骨の施術を検討します。
よくある質問
- エラボトックスは何回くらい続ければいいですか?
- 効果は数か月で薄れていきます。繰り返すうちに筋肉が細い状態を保ちやすくなり、間隔を空けられる方もいます。回数や間隔は、効き方を見ながら医師と相談してください。
- ボトックスで顔がたるむと聞きました
- 筋肉のボリュームが大きく減ると、その上の皮膚が余って、たるんで見えることがあります。もともと皮膚にゆるみがある方は、量を控えめにする、引き締めの施術を組み合わせる、などの調整をします。
- 歯ぎしりにも効きますか?
- 咬筋の力が弱まるため、噛みしめや歯ぎしりの負担が軽くなることがあります。ただし目的や保険適用の扱いは医療機関によって異なります。
この記事は一般的な情報の提供を目的としており、診断や治療の代わりになるものではありません。 効果や経過には個人差があります。リスク・副作用・費用を含め、実際の施術については必ず医師にご相談ください。



